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デジパ、Webサイト売買の仲介サービス「サイトストック」事業を分社化

デジパ株式会社（本社：東京都港区、代表：桐谷晃司）は８月27日、同社が2007年３月１日より開始したWebサイト売買の仲介およびリノベーションを扱うサイトストック事業を分社化し、完全子会社の「サイトストック株式会社」を設立したことを明らかにした。

　新会社サイトストックの設立は2007年８月20日。代表取締役にはデジパ代表の桐谷晃司氏が就任。資本金3,000万円、従業員数10名（ほぼデジパからの出向）、決算期３月。おもにWebサイトの査定基準といった市場のルール整備、Webサイト売買に関するノウハウの集積や市場の拡大をはかる。

　事業実績としてはサービス開始からの半年間で約30件を成約。１サイトあたりの平均販売額は約1,000万円。サイトストックでは初年度に60件の成約を目指し、年間流通総額６億円、売上高１億円を見込む。　

　サイトストック取締役平野氏は、「デジパでの事業開始直後から引きが強く、４月には、デジパと違って買取り事業が発生するので別会社にした方が事業展開しやすいとの判断があった」とコメント。

　また同氏は、今期のサービス展開／業績によっては、来年を目処に独自のファンドを設立。買い取ったサイトをリノベーションしたうえで売却益をあげるビジネスモデルを実施するとの見解を示した。

　デジパは2000年４月に設立。資本金2,000万円（同社代表桐谷氏による出資が大半を占める）、社員数は約20名。決算期６月。Webサイトのプランニングから制作・運営、SEMコンサルティング、インターネットプロモーションを手がける。2007年６月期売上高は２億円。